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    年賀状の秘密

    2018年1月5日

    坂井印刷所のブログをご覧の皆さま、

    新年あけましておめでとうございます。

     

    旧年中は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
    本年もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

     

    弊社は2017年12月30日(土)よりお正月休暇に入っておりましたが、
    2018年1月5日(金)より営業を再開しました。

     

    今日は、年明けのブログ更新ということで、
    弊社がお得意先さまや関係各社さまにお送りさせていただいた
    年賀状についての記事を書かせていただこうと思います!

     

    実は、今回の年賀状には秘密が隠されています・・・乞うご期待!です!

    2018年賀_4

     

     

    弊社はかねてより、美術印刷を得意としており、
    今回の年賀状は、葛飾北斎が作成した『冨嶽三十六景』の中の甲州犬目峠を
    その美術印刷で再現したものです。

     

    美術印刷とは、基本的には絵画や写真などを高い再現性で印刷する方法です。
    しかし浮世絵は、摺師によって色の解釈を変えることが認められています。

     

    2018年賀_3

     

     

    今回の年賀状で使用した紙は、
    リンテック株式会社様の『ニュアージュCoC』です。
    オフセット印刷や孔版印刷などの印刷方法に加え、
    インクジェット、オンデマンド印刷などにも対応します。

     

     

    美術印刷に最適なオフセットのフルカラー印刷は、
    AMスクリーンかFMスクリーンで行われます。
    AMスクリーンとは、網点の大小で濃淡を表現し、
    FMスクリーンとは、小さな網点の密度で濃淡を表現する方法です。

     

    AMスクリーンは、扱いやすさから広範囲の印刷物に適しておりますが
    網点を重ねて印刷するため、
    印刷物によっては色が濁って見えてしまう場合があります。

     

    FMスクリーンは、高度な印刷でコントロールが難しいのですが、
    網点の重なりが少なく、鮮やかな色を出すことができます。

     

    2018年賀_2

     

    今回の年賀状は、FMスクリーンを採用しております。
    本来、『富嶽三十六景』は9色の特色で木版印刷で増産されていました。
    坂井の挑戦として、4色の基準色でそれを再現するにあたり、
    AMスクリーンでは網点が重なるところが多くなりため濁ってしまいます。
    濁りを解消するには、FMスクリーンが最適でしたのでこちらを採用しました。

     

    坂井印刷所では、印刷物自体の適正やお得意先さまのご希望により、
    AMスクリーンやFMスクリーンを使い分けて印刷しております。
    これが坂井が誇る美術印刷、『Sakai Art Print』です。

     

    s_2018年賀_7

    私も印刷立ち合いに参加させていただきましたが、
    とても繊細な色調整が行われておりました。
    こんな細かい作業ができる印刷のプロ、かっこいいです!

     

    そして!ここからが年賀状に隠された秘密です!

     

    実は、こちらの絵柄の版下を、皆さまにお見せすることができるのです…
    ARアプリをインストールし、
    絵柄面が全体に入るようにスキャンしていただくと…

     

    2018年賀_5

     

    このように貴重な木版の版下原稿がご覧いただけます!

     

    坂井の伝統的な美術印刷と、
    新しいARという技術のコラボレーションですね!素敵!

     

    もちろん、皆さまが作られる印刷物にも
    このようなARを仕掛けることができますよ~
    ご興味がある方は是非ご相談ください!

     

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    ブログ更新担当のひとり言

     

    AMやFMやARや・・・
    難しい言葉がいっぱいで大混乱。笑
    もっと勉強しなければついていけないな、と、
    こっそり反省しておりました。
    皆さま、2018年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

     

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