皆さまこんにちは。
インフルエンザにはかかられていませんか?
こまめにのどを潤すことが予防につながるようですよ!
さて、本日はお正月に投稿した、
年賀状の秘密でご紹介させていただいた
『富嶽三十六景』の甲州犬目峠の木版印刷版下原稿を
特別に皆さまにお見せします!
木版印刷の多色刷りは、
このように何枚も版を作成して印刷します。
この原稿があることで何色で刷られているかがわかります。
甲州犬目峠は10枚の版で作られています。
版下の右上には『アイ ボカシ』など色の指示があります。
浮世絵は摺師によって色の解釈を変えられることが多いので
同じ浮世絵でも色遣いがかなり違うことがあります。
もっと細かい指定なのかと思っていましたが、
人の感覚がかなり大事にされていたようです!
現代の印刷も機械化やデジタル化が進み、
人の手がかかる部分は少なくなりつつありますが、
やはり人の目や感覚も大切だという部分は変わりませんね。
坂井印刷所にはたくさんの歴史的な印刷物や
美術印刷物が保存されています。
2017年8月末に社内で開催した紙部でも、
一部ですが展示させていただきました!
紙部のインスタグラム → @sakai_kamibu
現在の主流になっている印刷についての勉強はもちろん大事ですが、
印刷の歴史を知ると更に深く理解することができます。
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