2度目のブログ投稿です。担当のMです。
前回の記事は「色について」書かせていただきましたので、
今回は「紙について」を少し。
皆さん、紙には目があることをご存知でしょうか?
紙を割くとき、割きやすい方と割きにくい方とがあるのは、
知っている人も多いはず。
それが紙目を見分ける方法です!
なぜ、この様な差がでるのか、簡単にご説明しますと、
紙を漉くときに発生する、繊維の流れが関係しています。
紙の長辺が紙繊維方向と平行な紙を「たて目」、
また短辺が繊維方向と平行な紙を「よこ目」としています。
これらは、T(タテ)Y(ヨコ)と記されることがあります。
ちなみに、書籍とキャラメルタイプの箱はこんな目の設定なんです。
このように紙には「紙目」というものがあり、この流れを理解して
印刷の手配をしなければポスターがすぐにカールしてしまったり、
パッケージの角が立たずに丸みを帯びてしまうので注意が必要です。
印刷物の紙目について、不安な場合は事前に印刷会社に尋ねてみる
とよいかもしれません。