こんにちは、ブログ担当Mです。
今回は「印刷について」まとめるシリーズ5回目です。
前に一度、紙目についてまとめたと思いますが、今回は紙器に使われる紙、
「板紙の種類」について書きたいとおもいます〜。
食品を入れるならこの板紙、薬品を入れるならこの板紙と、明確な決まりはないはずなのに用途が別れる板紙。
おおまかに言ってしまうと古紙の量で用途が決まります。
分かりやすさを重視した、初級編を表にまとめるとこんな感じ。
今回は4種類にまとめているのですが、本当はもっと奥深い板紙の世界…。
下記ではそれぞれの特徴を詳しく!いつものブログより長いです。
<<2種類のバージンパルプ>>
紙の原料、「パルプ」は繊維状です。
木材を潰して取り出す「機械パルプ」…パルプ収率は80パーセント程度。
繊維以外の部分もパルプに含まれるので変色しやすいです。
木材を溶かして取り出す「化学パルプ」…パルプ収率は50パーセント程度。
取り出す繊維が長いため、よく絡み、紙にした時に強度やしなやかさがあります。
以上簡単なまとめですが、最近は用途別に色々な紙が作られていて、区別するのが難しい場合もあります。
詳しく知りたい場合は、直接紙屋さんに問い合わせた方がよいです。
ちなみに、紙業界では古紙のことを「アンコ」っていいます。
アンコが中に入った紙…。なんだかおいしそうですね…。
それでは、また次回に!