あっという間に6月、もうすぐ関西も梅雨ですね。
じめじめするので人間でも体調管理が大切になりますが、
実は紙も湿気が大敵なのです。
そういえば、お風呂で本を読んでいたら
本が水分を含んでなみなみになってしまっていたなんてこと・・・ありました。
紙はすぐに湿気を吸収し、乾燥すると水分を放出するので
伸びたり縮んだり波打ったりしてしまいます。
これによって見当狂いやしわなど
印刷トラブルの原因となってしまうことがあります。
紙の膨張収縮は、梅雨に限らず春夏秋冬いつでも起こりうる現象です。
印刷会社では、湿気によるトラブルを防ぐため
年間を通して一定の湿度や温度になるように調節しています。
また、紙は普段ワンプなどで防湿包装されており、
長時間、外気に晒さないように印刷の順番が来るまで丁寧に保管されます。
『紙は生き物』と、印刷に関わる現場の方はよくおっしゃっています。
ちゃんと面倒をみてあげないと、紙も拗ねちゃうんですね。
このような話を聞けば聞くほど、
私たちの手元に製品として紙が届くまで、
本当に長い時間をかけて、たくさんの手間がかかっているのだなと思います。
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