デザインはグラフィックだけでなくパッケージやWebサイトをはじめとして、企業全体のマネジメントにまで影響を与えている概念であり、昨今のビジネス環境において非常に注目が高まっています。商品のリニューアルに伴い、パンフレットやカタログ、パッケージのリニューアルも必要であり、デザイン性を高めることで商品に対する関心が高まることが分かっています。
リニューアルデザインのポイント
- コンセプトから見つめなおす
- 商品が売れていないからといって簡単にデザインのリニューアルをしただけでは売れません。そもそも、商品のコンセプトがお客様にちゃんと伝わっているのか、コンセプトとパンフレットやパッケージ、売り場のデザインテイストがぶれていないのか、そもそも商品自体が本当にお客様にとって買いたくなるものなのか。商品のコンセプトからしっかりと見つめなおしていくことで、デザインの方向性が決まり、おのずとどのようにリニューアルすればよいかということが明らかになります。
- 企業ブランドとのミスマッチを起こさない
- 消費者は商品だけを見ているのではなく、それを販売している会社の姿勢や取り組みもしっかりと見ています。そういう意味でも企業ブランドがデザインにどのように反映されているかということを感覚的に理解して商品を手に取るかどうかを判断しています。特にパッケージにおいては「この会社らしくない」という理由だけで購入に至らないケースもあります。こうした企業ブランドとのバランスもデザインの重要な要素なのです。
以下のような課題をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
パッケージデザインがマンネリ化している。
長年販売している商品は過去の売れているという実績からどうしてもパッケージデザインをリニューアルすることが難しくなります。しかし、売れている会社の商品パッケージは消費者が気づかないようなところでも、こだわりを持ってほんの少しずつリニューアルを繰り返しています。感性で判断されがちなデザインですが、ロジックで追求するからこそ小さな積み重ねでよりよいパッケージへと生まれ変わります。
商品には自信があるがなぜか売れない。
他社よりも良い商品を作っているのになぜか売れないというお声を耳にすることがあります。これは極端に言ってしまうと「作り手の満足」と言えます。たとえどんなに良い商品でもお客様にその良さが伝わらなければ購入に至ることはありません。また、その良さが見て伝わるものでなければ意味がありません。パッケージだけでなく、POPやディスプレイ、販売スタッフなど売り場全体を含めたリニューアルが成功の鍵になることもあります。
いまいち伸びない商品を抱えて困っている。
商品が売れる理由は様々です。多くの場合、プロモーションにコストをかけてしまいがちですが、パッケージを変えただけで商品が売れるようになるということもあります。また、プロモーションを行う際のDMやWebサイトと商品パッケージのデザイン面での連動性も気をつけたいところです。
リニューアルデザインの流れ
1.ヒアリング | :リニューアルするアイテムに関してヒアリングさせていただきます。 |
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2.コンセプト検証 | :リニューアルにおけるコンセプトを検証し、デザインの方向性を決定します。 |
3.バランス調整 | :企業ブランド、事業ブランドや関連資材とのデザインバランスを調査・調整します。 |
4.デザインテスト | :リニューアルデザイン案を複数作成してテストを行います。 |
5.リニューアル | :リニューアルした商品をお納めします。 |