お客様からお預かりした製品が市場に流通する際に、表記ミスや血痕付着、混入など大きなトラブルが発生しないように独自の検査体制を構築しています。独自の品質管理基準にのっとって検査を行うことで、良品のみを市場に送り届けることができます。万が一を発生させない、坂井印刷所の検査体制をご紹介します。
- ベテランの検査員が全ての印刷物についてくまなくチェックします。必ず2名以上の検査員が検査するため、不良品の見落としも少なく市場への流通も回避することができます。不良の定義を共有するため、チェックシートを社内で作成、スピーディな検査体制を構築しています。
- 自動検査装置によって表示や汚れを検査します。最大10,000枚/時のスピードで検査が可能ですので、大量個数の検査にも時間がかかりません。医薬品や食品、化粧品などは検査基準を絞りこむことで不良品の流通を未然に防ぎます。
表示ミスだけでなく、混入も防止する製造環境を確立
表示ミスは人の目・機械の目でチェックすることで高い度合いで発見することができます。
一方で、このような印刷時点での表示ミスをパスした後で似たような商品が混ざってしまう「混入」は非常に大きなトラブルですが、なかなか防ぐのが難しいトラブルです。坂井印刷所では根本的に混入が起きない環境を整えることで、万が一にも誤った商品が市場に流通することを防止しています。
- 類似商品の同一作業場所への持ち込み禁止
- 作業場内への持ち込み品のチェックと作業終了後の確認
- ・・・ほかにも様々な取り組みで事故発生を未然に防止する製造環境を構築しています。