一見、シンプルなデザインでも商品の内容や売り方によってプラスにもマイナスにもなります。デザインは伝える内容や伝えるターゲット、媒体によって異なるべきものであり画一的なものでは望んでいる成果を得ることはできません。坂井印刷所では常にお客様の課題を解決するデザインを心がけています。
デザインを構成する要素を分解し、最適なデザインを落とし込みます。
- 売り場
- 商品が陳列される店舗や陳列棚の状態を意識したデザインを行います。
百貨店とコンビニエンスストアでは、店舗全体の雰囲気だけでなく陳列棚の什器の幅や照明の明るさまで異なります。売り場の状態を意識したデザインを落とし込むことによって来店しているお客様が自然と注目、手に取るという行動に結びつけることができます。
- お客様
- 商品の対象としているお客様の年齢層や性別に限らず様々な属性に分類した上で最適なデザインを行います。現代では一見同じように見えるお客様でも異なった背景を有していることが多く、そこを間違うと商品自体に見向きもされないということが少なくありません。ターゲットを明確にしたうえでデザインを行うことが、商品販売に必要不可欠です。
- 時流・流行
- 商品自体に流行はつきものですが、デザインにも流行があります。単に流行に乗るだけではなく、流行を採用する場合と採用しない場合を商品特性から判断します。常にデザイナー自身が商品が販売されている現場を見ているからこそ、どのようなデザインが流行なのか、デザイナーの視点から探ることができます。
- 競合商品
- デザインを行う上で競合商品は必ず意識します。あえて競合商品に似せる場合もありますが、商品や企業のブランド、販売力を踏まえて総合的に判断します。ブランドを育て、柱としていくためにも競合商品の分析は欠かすことができません。