PP加工
印刷物をより強く、より美しく魅せる表面加工
紙にPP(ポリプロピレンフィルム)を貼る表面加工のことをPP加工と言います。
総称としては『PP貼り』『フィルムラミネート』『ラミネート加工』とも言われます。
印刷した紙にPP加工を行うと、他の表面加工よりも強度が増し、美しい状態を保持できるという大きな特徴があります。
汚れたり、水がついたりしても拭くだけで印刷物をきれいに保つことができます。
様々な機能性、デザイン性を持ち、様々な印刷物に対応できる
このフィルムには、抗菌作用があるもの、擦れなどによる傷が付きにくいもの、紫外線による劣化を防ぐものなど、機能的な種類があります。
また、デザイン面でも、グロス系やマット系、ホログラムやエンボスタイプのものなど、色々な種類があります。
内容物や、設置場所、デザインに適したPP加工をしていただければと思います。
注意点としては、PP貼りをすると印刷の色が濃く見えてしまうことがあります。
なぜなら、ラミネートをすると、紙の上に膜ができるのでレンズのようになり、色濃く見えてしまうからです。
この現象に関しては避けることができないので、校正時の確認や、あらかじめのご相談がトラブルを防ぐために大切です。
ご興味をお持ちでしたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
PP加工に適した印刷物
パッケージ全般、強度を求める印刷物