こんにちは。
設計担当のAです。
いきなりですが、皆さまはバレンタインをどのように過ごされましたか?
私は気がついたらこれといったイベントもなく一日が終わっていました。
少し寂しいですね。
しかし、バレンタインといえばお菓子業界が特に力を入れるイベントです。
可愛いチョコや面白いチョコがたくさんありました。
そこで今回はバレンタイン限定パッケージの中でも特に変わったパッケージを2点ほどご紹介します。
まずはこちら。
Cagi de reves(キャギ ド レーブ)というお店のチョコレートです。
写真の箱は10個入りのパッケージなのですが、よく見てください。
スリーブの右側が鍵のシルエットにくり抜かれています。
このお店は全体的に鍵をメインビジュアルとして使用しているのですが
このように箱のカットの仕方で鍵を表現している物はこの10個入りのパッケージのみでした。
しかし工夫はそれだけではありません。
この鍵のシルエットの為に、中の箱の額が太く設計されているのです。
デザインと設計がきれいにマッチングした素晴らしい商品だと思います。
もちろんお味も大変美味しかったです。
次はes koyama(エス・コヤマ)のチョコレートです。
このパッケージの何がすごいかというと全部すごいのです。
まず箱に本物のボタンがついているという第一印象だけでもすごいのに
実はこの箱、Vカットという技術を使って作られているんです。
Vカットとは、分厚い紙にV字型の溝を掘ることで
まるで家具のようなすっきりときれいな角を表現することが可能な技術です。
最近流行りつつある技術で、高級な商品などにも使われます。
そのVカットの箱をパタパタと開けると、中からポケットが現れました。
中にはチョコレートの紹介とコンセプトのカードが入っています。
そしてチョコは色とりどりのボタン型です。
可愛くて上品な雰囲気をよく表現しています。
お味ももちろん美味しかったです。
他にも興味深いパッケージの多かった今年のバレンタインチョコ。
個人的イベントは無くとも、充実したパッケージ生活を送ることができたので良かったと思います。
本当です。嘘ではないです。
それでは皆さま、また次回お会いしましょう。